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Relaxのすすめ(7) [リラクゼーション]

前回までに、整膚が身体に及ぼすプラス面について述べてきました。
今回は、精神面にどんな影響が出てくるかについてもお話しましょう。
皆さんも耳たぶや鼻、顔の皮膚を引っ張った経験はあるのではないでしょうか?
特に、耳たぶは、年齢と共に固くなっていく身体のなかで、唯一、赤ちゃんの頃の柔らかさを保持している部位です。
今すぐ、耳を軽くひっぱってみてください!
何とも言えない心地よさでしょう?
その触った感覚が整膚そのものなのです。
その感覚が身体全体に広がっていくことを想像してみてください。
体が柔らかくなっていくのと同時に何とも言えない気持ちのいい感覚が広がっていく。
これこそが究極のリラックスなのです。
心身ともにリラックスした状態が生まれると、身体の中にどんな変化が生まれるかは次回にお話しします。
ーつづくー

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Relaxのすすめ(6) [リラクゼーション]

血液の働きはご存知だと思います。
そうです、酸素と栄養を体内の隅々まで運ぶことです。
これが、心臓を拠点とした行きの動脈系です。
一方、これが体内で使われて、酸素は二酸化炭素に、そして、栄養はごみを作ります。
これを持ち帰り心臓にまで戻すのを、帰りの静脈系といいます。
この心臓を中心にできあがった一連の回路を循環系といいます。
この回路を、血液は24時間片時も休むことなくまわり続けなければならないのです。
もし、どこかで血の塊ができて、その先が流れなくなると、その先の部分の細胞は壊死してしまいます。
これを梗塞といいます。
そこまでいかなくても、血液の流れが滞るといろいろな障害が生じます。
特に、静脈系は厄介です。
それは、心臓の位置に関係があります。
胸の左寄りにある心臓は、かなり体の上部にあります。
上部にある心臓のポンプが押し出す力で勢いよく出た血液は、頭部を除いては、下部に向かっていますので流れやすいのです。
ところが、体内で使われてできた炭酸ガスやごみを含んだ血液は、上部にある心臓に向かって流れるのには無理があるのです。
しかも、行きの血液は、心臓ポンプの加圧で送り出されるので勢いがあるのに比べ、帰りの血液は、心臓ポンプの陰圧(吸い込む力)ですので、非常に弱いのです。
だから、帰り道、あちこちで渋滞が起きやすいのです。
これを、カヴァーするために、人間には、いろいろな努力が必要となってくるのです。
例えば、歩くこと、運動すること、マッサージをすることなどです。
そこで、前回お話したように、同じマッサージでも、血管を押すような従来の手法ではなくて、皮膚を引っ張って、血管を拡張してやるような手法が望ましいのです。
そこに、整膚法の存在意義が出てくるのです。
=つづk=

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Relaxのすすめ(5) [リラクゼーション]

その施術法というのは「整膚法」というものです。
これは、中国人である「徐堅」という人が日本で編み出した画期的な手技なのです。
整膚(せいふ)は、文字からして整体、整骨と似ていますが、全然違うものなのです。
今まで述べてきたように、整体、整骨共に人体に圧をかけます。
一方、整膚は、陰圧即ち人体を押すのではなくて、引っ張る手法なのです。
また、文字からも想像できるように、皮膚に特化しているのです。
では、皮膚を引っ張ることによって、人体にどんな効果をもたらすのでしょうか?
まず、血管に注目してみましょう。
皮膚のすぐ下には、細かい毛細血管が網の目状に広がっています。
ご存じのように、血管は細い管で出来ています。
そして、その中に、血液が流れているのです。
分かり易くするために、水道ホースを想像してください。
ホースに外から圧力をかけると中の水は流れにくくなりますね。
逆に、陰圧をかけるとどうなるでしょう?
現実には、再現するのは難しいのですが、加圧すればホースの管は狭くなって径は小さくなり、逆に、陰圧をかけると、管は広がって径は大きくなることは、何となしに想像できますよね。
そうすると、中の血液はどうなるでしょう?
もう明らかですよね!
血液は、血管を加圧すれば流れにくくなり、陰圧すれば流れや易くなるのです。
そのことが、人体にどんな影響を与えるについて、次回にお話しします。
ーつづく=
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Relaxのすすめ(4) [リラクゼーション]

このシリーズの(2)で、我が国で主として行われている施術や療術の大半は、体に圧力を加える方法であることを述べてきました。
ここで、発想を真逆にして、加圧ではなくて陰圧にしたらどうでしょう?
即ち、「押す」のではなくて、「引っ張る」ということです。
そうすると、体にストレスを与えるという弊害を避けることができ、むしろ、ストレスから解放するということになりますよね。
そのことによって、施術効果があらわれてくれば、人体にとって、これほど望ましいことはないわけです。
実は、この発想から生まれた画期的な施術法があるのです。
それについて、次回お話します。
ーつづくー

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Relaxのすすめ(3) [リラクゼーション]

一方、人間の心はどうでしょうか?
人間は、独りでは生きていくことはありません。
他人に支えられることもあれば、他人から軋轢を受けることもありますね。
支えられている時は、いつも気持ちよく快適かというと、そうとも限りません。
時には、それを負担に思うこともあるでしょう?
また、傍からみていると、軋轢を受けているように見えても、本人は、うまくそれを流したり、
逆に、それをエネルギーにしてがんばっている人もいます。
その人がもっているバランス感覚が豊かな人を「柔軟性」のある人といってよいと思います。
ここにも、≪柔らかい≫という言葉を使いますね。
人間が心身共に≪柔らかい≫状態にあるとき、最も望ましい状態にあるといっていいと思います。
では、これから、心身ともに≪柔らかい≫状態にする具体的な手立てについて提案していきたいと思います。
ーつづくー

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Relaxのすすめ(2) [リラクゼーション]

われわれは、植物を植えるとき、土を掘り起こし柔らかくしてから、種を蒔きますよね。
決して、土を突き固めることはしません。
人間の体も、圧力が加わると固くなります。
リラクゼーションの世界でも、その大半は、体に圧力を加えます。
それは、指圧、鍼灸,整体、マッサージなどで明らかです。
確かに、優れた技で、圧力が『ツボ』に入れば気持ちがいいですし、治癒効果も期待できます。
でも、それが『ツボ』をはずれれば、単なるストレスでしかありません。
それが、施術を受けた時は気持ちよくても、翌日には痛みやだるさを生じさせる、いわゆる「もみ返し」が生まれる、主たる原因だと思われます。
ーつづくー
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Relaxのすすめ(1) [リラクゼーション]

人間の心身は、赤ん坊のように柔らかいのが最高の状態である。
身体に圧力を加えると固くなる。
心に緊張を強いると頑なになる。
心身をストレスフリーにし、癒しをあたえるための手立てはあるのだろうか?
人間は、絶えず外部からの圧力(ストレス)を受けています。
わかりやすい例として、あなたが椅子に腰かけて休んでいる状態をイメージして下さい。
身体は休んでいるのですが、ある部位(おしり:臀部)には、自分の上半身の重さがかかっています。
そうすると、臀部の皮膚はだんだん固くなってきます。
あまり自分のおしりを見ることはないでしょうが、でも触ってみると明らかに他の部位と違うことに驚かれるでしょう。
赤ちゃんのあの柔らかいおしりとは全く違います。
そして、ストレスを受けているのは、身体だけではありませんね。
精神(心)も絶えず外部から圧力を受けているのです。
ーつづくー


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